小林秀雄の俳句観を探る <その3>

 小林のいう「誰の心のなかにも持続しているもの」「そこに立ちかえること」という言葉は、日本の短詩形を考える上で重要な示唆を示していると思う。さらに小林は、「そこに立ちかえる」のは「私の意志ではないのです、記憶がやるのです」という。この「我々の持続している記憶によってなされる」という解釈が大変面白い。つまり「持続している記憶」とは紛れもな…
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